top of page

第22回 東京都作業療法学会
学会長 田原 真悟
戸田中央メディカルケアグループ 本部
学会長からご挨拶
この度、第22回 東京都作業療法学会を開催できますことを、大変光栄に思います。
僭越ながら本学会の学会長を務めさせていただきます、戸田中央メディカルケアグループの田原真悟と申します。
私は、身体障がいや高齢者の臨床で作業療法士(以下、OT)として働き20年、人と作業を繋げる作業療法に魅了され続けています。大変な困難を抱える方が作業と出会い(又は再会し)、作業に就くことで、活き活きと主体的に人生を歩まれる場面に幾度となく寄り添ってまいりました。そのような作業療法の現場には人が集まります(病院だと他の患者さん、看護師さん、セラピスト、ご家族、友人…)。そして、人と人が繋がり、予想もしなかった新たな作業が拡がっていきます。それはクライエントだけでなく、我々作業療法士にも当てはまると考えます。我々、北多摩ブロックはコロナ禍に「ツドイノバ」というOTのコミュニティーを立ち上げました。OTも繋がりを求めていたこの時期に、作業療法をキーワードに領域を超えて繋がり、様々な交流が拡がる場面を目の当たりにしました。今でも継続しており、繋がり・拡がりは止まりません。このような、奇跡のような体験を積ませて頂いている作業療法に本当に感謝しています。
本学会が、作業療法の魅力を再発見し、「やっぱりOTが好き」と実感できる一日となりますよう祈念し、学会長のご挨拶とさせて頂きます。
bottom of page



